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御影駅 (阪神) : ウィキペディア日本語版
御影駅 (阪神)[みかげえき]

御影駅(みかげえき)は、兵庫県神戸市東灘区御影本町一丁目にある、阪神電気鉄道本線。駅番号はHS 25
== 概要 ==
快速急行を除いた全列車が停車する。東海道本線JR神戸線)の住吉駅(快速が停車)が比較的至近距離にあり、利用客は当駅より多い。
阪急電鉄神戸本線御影駅からは約1.2km離れている。入庫による運用の都合で深夜に1本のみ山陽姫路発当駅終着の直通特急が設定されているが、行先表示は単に「御影」と表示されており、当駅と阪急御影駅を特に区別していない〔2009年3月20日のダイヤ改正より平日は山陽電気鉄道の車両、休日は阪神の車両がそれぞれ充当されているが、山陽車も「直特|御影」と表記されており、阪急御影駅と当駅を特に区分していない。なお、1998年2月のダイヤ改正以降山陽車の阪急神戸本線乗り入れは廃止されており、山陽電鉄線内から阪急御影方面へ運行される列車は存在しない。ただし過去の山陽車の阪急線の乗り入れは六甲駅(厳密には阪急御影駅の西側にある同駅構内の待避線)までであったため、通常の営業運転で阪急御影駅ホームへ山陽車が乗り入れていた事はない。〕。
当駅から六甲ケーブル線六甲ケーブル下駅方面へのバスは神戸市交通局神戸市バス)によって運行されているが、六甲ケーブルは阪神の子会社である六甲摩耶鉄道が運営しており、六甲山には阪急阪神東宝グループのレジャー施設があることから、当駅から神戸市営バスを介して六甲ケーブルに乗り換え可能な時間帯に電車が当駅に到着する際「六甲山にお越しの方はバスにお乗換えください」という車内アナウンスが入る。
当駅高架下には沢の井という井戸が保存され、噴水も設けられている。かつては飲用可能であったが、阪神・淡路大震災以後は水質などの問題から飲用禁止となり、「この井戸は水質基準を満たしていません」という趣旨の立て札が神戸市保健所によって設置されている。
2009年(平成21年)3月20日阪神なんば線が開業し、近畿日本鉄道(近鉄)奈良線との相互直通運転が開始されたが、直通列車である快速急行は開業後も引き続き当駅を通過する。理由としては、魚崎駅より乗降客数が少ないこと、ホーム有効長が短く急カーブ上にあり(後述)、1両あたり21m級の近鉄車両6両編成の前後がホームからはみ出してしまうこと等が挙げられている〔阪神なんば線、近鉄車両長くて… 御影駅通過 - 神戸新聞〕。
駅南側(旧270台収容駐輪場)は、「バレンタイン広場」として整備されている。当地近傍に本店がある洋菓子店モロゾフが、1936年2月12日に東京で発行されていた英字新聞に「バレンタインデーにチョコレートを贈りましょう」という広告を出したことを理由として、当地を日本のバレンタインデー発祥地とみなす説に基づいている。1986年から神戸市と交流のあるイタリア中部のテルニ市(聖バレンタインの出身地とされる都市のひとつ)から、神戸市が許諾を得てバレンタインの名前を冠している。2013年5月3日には、テルニ市からジローラモ市長を迎え、盛大に記念式典が行われた。
階段状の御影石で囲んだ空間で、中央にはテルニ市の位置を示す陶板が埋め込まれている。聖バレンチノ教会やステンドグラスの写真を貼り付けて教会をイメージしたものと、同教会の柱を模した、2つのチョコレート色のモニュメントもある。ハート形にくりぬかれたその上部は、中でカップルが手をつなぐようにという想定。さらに、阪神御影南口バス停のシェルターはチョコレートの形となっている。

File:阪神御影駅南口バレンタイン広場全体.jpg|駅前の「バレンタイン広場」
File:阪神御影駅南口バレンタイン広場.jpg|広場中央に埋め込まれた、テルニ市の位置を示す陶板。
File:阪神御影駅南口バレンタイン広場モニュメント.jpg|広場にある2基のモニュメント。
File:阪神御影駅南口バレンタイン広場前バス停.jpg|チョコレートを模した阪神御影南口バス停シェルター


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「御影駅 (阪神)」の詳細全文を読む



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